リマクティ&カッパバシ80

これはPUNKなのか?JAZZなのか?

もともとは東行の「フェラクティをやりたい」というわがままによって結成されたバンド。しかし蓋を開けてみればフェラクティでも何でもなく、何とも形容し難い、世界にふたつとない音楽が誕生した。普段東行がひとりで歌っているパンクロックを、渋さ知らズなどで活躍する強烈なミュージシャンが力一杯にぶちかます。どの音にも主張があり、個性があり、力がある。平均年齢45歳のオールドルーキーバンド・リマクティ&カッパバシ80は…とんでもない。


<メンバー紹介>

●リマクティ(廣澤リマ哲 sax)

…「なんでそんな音が出るの?」と聞きたくなるような、一聴してすぐ『リマの音』とわかるようなサックスを吹く。日本人離れしたそのプレイは国で保護するべき存在。合羽橋にあるライヴハウス・なってるハウスの店主であり、渋さ知らズメンバー。

●タツクティ(辰巳"小五郎"光英 tp)

…リマクティの頭脳として、楽曲アレンジのほとんどを手掛けている。日本トップクラスのトランぺッターでありながら、駄洒落の名手。渋さ知らズのリーダー不破氏らとのバンドThe Space Baaとしても活動中。無重力にラッパビーム!

●ヤスクティ(高橋保行 tb) 

…意外にもバークリー音楽院卒業の経歴を持ち、スガダイロー氏らとのセッションを多数経験。その傍らジムオルークやコーネリアスとの共演もするなど、ジャズ以外のフィールドでも広く活動。即興やソロの反応の早さには定評があり、意外にもオシャレ。

●ツノクティ(つの犬 ds)

 …80年代からジャズの様々なバンドやセッションで活動をする天才ドラマー。叔父は歌手のつのだ☆ひろ。難解なリズムをいとも簡単に叩いてみせる技術と、無限に編み出されるリズムパターンの多さは常人には理解不能。『四つの足を使うドラマー』。

●フジクティ(藤掛正隆 ds)

…Fulldesign Recoedsの主宰として、灰野敬二、山本精一、片山広明、早川岳晴、巻上公一、向井秀徳など挙げればキリがない程の実力派ミュージシャンと共演。他にもうつみようこ氏とのデュオOTONARIなど、活動の幅は多岐にわたる。『8ビートの鬼』。

●マリクティ(関根真理 perc/cho)

 …渋さ知らズ、長見順氏のパンチの効いたオウケストラ、ROVOの芳垣安洋氏のOrquesta Nudge!Nudge!など、パーカッショニストとして様々なバンドに所属。最近では平成中村座のコクーン歌舞伎に生演奏で参加するなど、活動の幅を広げている。

●イマクティ(今福知己 b)

 …ジャンルを超え、形態に囚われずグルーヴを生み出す『顔でベースを弾く男』。並のフロントマンでは簡単に食われてしまうほど、ステージ上では異常な存在感を示す。深夜に爆音でベースを弾き「騒音は苦情来るけど、俺のは芸術だから来ない」という名言を残している。

●イシクティ(石渡明廣 eg)

…渋谷毅オーケストラの中心メンバーであり、渋さ知らズ、片山広明とハッピーアワーなど、数々のバンドで活躍するジャズギタリストでありドラマー。リマクティには酒の席の酔った勢いで参加を決めたが、このライヴの後正式加入が決定。

●パンクティ(東行 mic/ag)

最も自由にパンクする男。